クラツーの歩き方ツアーから学ぶ”潜在ニーズの掘り起こし”について【ネットビジネス外伝】
目次
クラツーの歩き方ツアー
ハヤトです。
(ハヤトの全てを理解して下さい♪→【人生レポート】)
今、ウォーキングをされているシニアの方、本当に多いですよね。
極端な話、家の近くを歩いている方の1/3~1/2がウォー
おそらくは、そのような方に人気になったツアーが、、、、
以下、2021/06/07 日経MJ P.6を引用。
『クラブツーリズムは、アシックスと連携して、運動指導プログ
東京都内にあるアシックスのトレーニング施設を訪問するツアーで、現地で参加者の足形や姿勢から、体に負担の少ない適切な歩き方を指導する』
『工場訪問や美術館、エアポート巡りなど、クラブツーリズムが企
アシックスが運営するトレーニング施設「アシックススポーツコンプレックス東京ベイ」(東京・江東)に訪問する』
『施設内では、足の幅や高さなど7つのポイントを測定して足形を
歩幅、足の上がり角度なども計測し、歩く際のクセや体への負荷を分析する。
こうしたデータを元に、プロのトレーナーが正しいウオーキングの姿勢や日々のトレーニング方法などを指導する』
『参加費用は1人当たり1万2000円だが、「すでに募集枠の半
『大人の社会科見学シリーズも、長距離の移動が伴うツアー
『今回のツアーは、近場の体験型とし、現地集合で実施する。
参加者の健康確認など感染対策も徹底する。』
引用終わり。
(→【このツアーのHP】)
画像では、こんな感じ♪
⇩

ツアー名は
『アシックス×クラブツーリズム アシックスランニングコーチが教える!
明日から使えるウォーキング姿勢や正しい体の動かし方』
です。
午前または午後の半日のコースです。
歩き方をアシックスの施設で教わるツアーなんて面白いです。
行き先は23区内で、しかも現地集合ですから、コロナ下でも参加し
今回は、このツアーが人気になっている要因を考えてみましょう。
このツアーは、『シニア向けの日帰りツアー商品』と記事にあるように、シニア向けです。
それがゆえに、この記事の受け止め方は「世代差」がありそうです
若い方にとっては、
「”歩き方を習う”って何?俺、別に普通に歩けるし、困ってないけど??」
という感じではないでしょうか?
つまり、刺さらないわけです。
しかし、おそらく50代以上の方になると、
「そうそう、そういうのやってみたかった!歩き方習いたい!!」
となるのではないでしょうか?
というのも、50代以上になってくると、何らかの体のトラブルを
厚労省の国民生活基礎調査(2019年)を見てみると、「病気やけが等で自覚症状のある人(有訴者)」において、平均を越えるのが50代からなんです!!
50代から体のトラブルを抱え始めるというのは、データでも立証されているんです。
(参照データ:【厚生労働省 国民生活基礎調査 2019年】)
そして、その内容は以下のようになっています。
男性
1位 腰痛 91.2
2位 肩こり 57.2
3位 鼻がつまる・鼻汁が出る 49.7
女性
1位 肩こり 113.8
2位 腰痛 113.3
3位 手足の関節が痛む 69.9
男性では、腰痛がダントツトップ、女性では、肩こりと腰痛が3位を引
男性3位の「鼻」以外は、全て関節などの痛みです。
そして、このようなトラブルの原因として、「歩き方」が問題になっているこ
歩き方教室は、ここを狙っているわけです。
だから、記事にあるような
『歩幅、足の上がり角度なども計測し、歩く際のクセや体への負荷
こうしたデータを元に、プロのトレーナーが正しいウオーキングの姿勢や日々のトレーニング方法などを指導する』
ということにニーズを感じるわけです。
結果として、
『すでに募集枠の半数の予約が埋まっている』(記事より)
という人気になっています。
「シニア」に絞ったからこその人気ですね。
<顧客を分けた上で、分けた顧客にグサっと刺しに行く!>
というのが、セグメンテーションの目的です。
商品開発時のセグメンテーションのお手本のような事例です♪
ここまでを見て、50代以上の方にニーズがあることはわかりました。
体のトラ
では、なぜ歩き方ツアーが人気になったのでしょう?
腰痛対策なら、整形外科とか柔道整復師に行けばいいです
その理由は、2つあると思います。
1)「盲点」(潜在ニーズ)をついた「歩き方」
まず、この「歩き方」というのが「盲点」になっています。
学校で「正しい歩き方」って習わないですよね?
「正しい座り方」は習ったような記憶があります。
「走り方」も、
しかし、「歩き方」を習った記憶はありません。
運動会の入場行進で
それから、「字の書き方」は、通信教育などでもあります。
「英会話
でも、「歩き方教室」ってのは、あまりないですよね。。。
習わないので、「自己流」で歩きます。
すると、自然と「クセ」がつき、長い
結果として、先ほどのデータのように、50代以上になると、
・腰痛
・肩こり
のような症状となって現れるわけです。
このような「盲点」というか、「潜在ニーズ」を非常にうまくついた
このツアーは、「大人の社会科見学ツアー」の一環ですが、いわば
・大人の体育
ですよね。
本来は、「正しい歩き方」をもっと小さいうちに教えられ
そうすれば、大人になっての「腰痛」「肩こり」が減りそうです。
2)「歩き方」に、科学のメスを入れた!
もう1つは、「歩き方」について、講師の感覚的なアドバイスでは
そこが、新商品としての「新奇性」となっています。
記事のこの部分です。
『歩幅、足の上がり角度なども計測し、歩く際のクセや体への負荷
それが、「歩き方」の場合には重要な部分です。
何かを教わる、というのは、「今までできなかったことを教わる」
・ダンス教室
・生け花教室
・そろばん教室
・英語教室
などなどは、「できないことを教わってできるようになる」ことを
ですから、「できないことができるようになる過程」に価値がある
しかし、「歩き方教室」は、そうではありません。
既に、みんな「歩ける」わけです。
歩けるけれども、「正しく」歩けな
何らかの「クセ」があります。
となると、「何がどう正しくないのか」というところをきちんと解
日頃、何となくやっている「歩く」という行為に、「科学的なメ
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
ここまでをまとめますと、
☑50代以上から、体のトラブルが増える(腰痛・肩こり)。そこ
☑体のトラブルの要因の1つが「歩き方」(である可能性がある)、だがしかし、その「歩き方」を習う機会はあまりない
☑「歩き方」について、「科学」の力で正確な測定を行ってもらう希
ということです。
これなら、刺さるに決まってますね!
顧客を決めた上で、そこの「潜在ニーズ」をついた、という商品開
この「歩き方」ツアーは、これ自体にご参加いただきたい、という
ただ、さらに「ウラの狙い」と申しますか、「長期的な狙い」があ
それは・・・・
以下、2021/06/07 日経MJ P.6を引用。
『通常のツアーでは非日常の体験を提供するが、今回は、”ウォーキ
健康維持など、高齢者が関心の高い領域で、まずツアーの楽しさを再認識してもらい、別のツアーにも目を向けてもらうのがねらいだ』
引用終わり。
現状、コロナ下では、越県移動は難しいです。
遠いところに旅行しに
しかし、コロナもいつかは収束します。
そのときのための「仕込み」が、今回の「歩き方」ツアーなんですね♪
そして今、コロナで旅行に行けなくなったニーズが、溜まりに溜まりつつあります。
以下、2021/06/04 日経MJ P.11を引用。
『公益財団法人の日本交通公社(東京・港)の調査によると、新
旅行自粛の長期化で、「リベンジ消費」の余地が大きくなっている』
『コロナ収束後の旅行意向を尋ねたところ、「これまで以上に旅
引用終わり。
旅行ニーズが、コロナで満たされなくなりました。
それが「なくなった」わけではなく、ココロのどこかに溜まってい
となると、コロナが収束したら、一気に旅行熱が高まります。
コロナ後を見据えた「仕込み」のタイミングが、まさに今!というこ
今このツアーにご参加いただき、コロナ後の旅行を訴求しておけば
コロナ下での「近場の旅行」(マイクロツーリズム)として優れた
コロナ下での取り組みとして、よく考えられていると思います。
コロナ
”潜在ニーズの掘り起こし”として、それから長期的な打ち手として、
ハヤトの考察:クラツーの潜在ニーズ刺激はネットビジネスマンにとっての領域展開だ!
ネットビジネスなんてのは、潜在ニーズを思いっきり体現してますよね?!
だって、「お金を稼ぎたい!」なんて、誰しもが思ってることだから。(笑)
けど、そういった欲求は顕在化せず、潜在化している。
「そりゃあ俺もお金持ちになりたいけど、そんなん才能無いと無理やろ?!」
「お母さんを楽にしてあげたい。でも、私はバカだから、コツコツ働くしかない….」
そうやって欲求を心の奥底に閉じ込めている。。。
よって、ビジネス系の発信者は、その潜在化した欲求を掘り起こす作業が求められます。
「ネットビジネスで稼ぐのに、才能なんて一切必要ないです!」
「高卒だろうが中卒だろうが、月収500万を達成できる世界なんですよ!」
「才能なんかなーんにもいりません。僕だって超凡人だけど、月に1000万も稼げてます♪」
アレコレ言って、「そうなんだ!俺にだって可能なんだ!」って思わせる。
この作業を経て、無事お客様はあなたにお金を払ってくれるってわけ!
シンプルっちゃシンプルですけど、ここまで言語化できる人もあまりいない気がします。。。
みんながやっていないことを継続するのは、東大生にだってキツイです。
一部の天才を除いた9割の東大生は、受験生のときに1日14時間くらい勉強して、地道に学力を伸ばしていって、東大合格を勝ち取っています。
なんでそこまで頑張れるかっていったら、
「大学受験のために高校3年生は1日に10時間以上勉強するものだ」
という価値観が、日本列島を覆っているからです。
もっと平たくいえば、”当たり前”になっているからですね。
さらに、東大を目指すような高校生は、偏差値70を超すような進学校に通っている場合が99%ですので、周りの環境もそういう風に仕向けています。
仲の良い友達とか、お世話になった先輩とか、3年間自分と向き合ってくれた先生とか、みんなが「東大合格のためには、1日14時間くらい勉強するのが当たり前だよね?!」という価値観を共有しているので、迷わずに1日14時間の勉強ができるわけです。
そうじゃなきゃ、毎年1000人以上が東大生になるなんて無理ですよ。
そうするのに都合が良い環境が整っているから、みんなそれができるわけです。
では、ネットビジネスはどうか??
残念ながら、東大受験とは真逆です。(笑)
まず、
「年収1億円を目指すために、ブログの毎日更新をする」
という価値観が、日本列島を覆っていませんww
むしろ
「ネットビジネスなんてものに手を出すなんて、騙されてるんじゃね?!」
という価値観が、日本列島を覆っています。
ネットビジネス始めたての頃は、こうした事実はあまり影響しませんが、結果の出ない日々を耐え忍んでいる期間において、この事実はボディブローのように効いてきます。
結果が出ない日が続くと、どうしても人間の思考はマイナスの方にいきます。
その際、”ネットビジネスがあまり認められていない”と事実は、逃げ道になりやすいです。
「あぁー、今日もあかんかぁ・・・・」
「やっぱ俺には向いてなかったんかなぁ・・・・」
「ほとんどの人がネットビジネスやらないのは、やっぱそれなりの理由があるのかぁ・・・・」
って、ネットビジネスを諦める口実に出来ますからね….
さらに、周りの人間のほぼ全員は、ネットビジネスをやっていません。
周りに誰もやっている人がいない中で、自分だけがそれをやるとなると、特に日本人の気質を考えると、至難の業です。
よって、ネットビジネスで成功する人間は、東大合格以上の難易度となっているわけですが、どっちがより不可能かといえば、間違いなく東大受験です。
ネットビジネスが東大合格をも凌ぐ難易度とされているのは、単に「ネットビジネスをやれば人生が変わる!」と信じていないから。
一度信じることができれば、結果に表れるまで信じ続けることができれば、東大合格よりもはるかに難易度は落ちます。
ビジネス系の発信者は、お金に困っている読者さんのためにも、ネットビジネスを信じられるような発信を心がけないとダメです。
自分の口座のお金が増えることだけを考えた、虚偽の誇大表現ばかりを使って発信している人間ばかりが散見されますが、それじゃ誰も潜在ニーズも呼び起こせませんから・・・・
1人でも多くの発信者が、クラツーの試みのように、お客様の潜在ニーズを呼び起こせるコンテンツを作ってくれるのを願っております♪♪
それでは。
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